2026.06.12
ランナーだけでなく関わる多くの人々との「対話」を大切に大会運営の改善を進めた。努力の成果は大会レポに顕著に表れ、2022年3月6日開催の第1回大会の59.5点から着実に評価を高め、今季の2026年1月18日開催の第4回大会は91.4点まで上昇した。対話の視点は「改善への対話」、「SNSを通じた対話」、「地域との対話」の3つ。トイレの向きや手荷物預かり場所への誘導サインの変更、SNS一つ一つの投稿にすべて違うコメント返信、地域の団体との細やかなコミュニケーションによる課題解決など具体的な施策を例示し、評価向上の理由が明確だったことが高く評価された。
ランナーだけでなくボランティアスタッフ、協力団体と重ねた対話が大会満足度UPに繋がった。
にしおマラソン大会事務局
西尾市交流共創部スポーツ振興課主査
日本一のローカルマラソンを目指し、ランナーからも地域からも愛される大会になるよう努力した、泥臭く地道な積み重ねが評価されて大変光栄です。
特産品や派手な演出で勝負するのではなく、人と人との対話が生み出す、地域の本質的な温かさや一体感を作ることで西尾の魅力を味わってもらいたいと思っています。マラソン大会を開催することは単なる競技イベントの運営でなく、持っている資源(食・文化・街)を組み合わせて地域の魅力を編集することだと考えています。
ランナーだけでなく、支える側が満足してもらえるような対話も大切にしました。ボランティア協力してくれる小学生への説明会で「あなたが大会の顔です」と伝えたり、中学生の担当グループ分けでは不安な子が出ないよう細心の注意で寄り添いました。応援するうちにマラソン部が誕生した地元企業もあります。
ランナーと対話するために活用したInstagramは大会開催前後1か月の閲覧数が180万件を超えましたが、特別な仕掛けではなく投稿者一人一人にできる限り即レスする地味な取り組みを継続した結果です。まだまだ未熟な大会です。今回の受賞を受けて第5回に向け、より丁寧な対話を続けて、いろんな声を総合集約することで他にはない「にしおマラソン」に進化していきたいです。