大会主催者の皆さまへ

「MCC(マラソンチャレンジカップ)」とは、一般財団法人アールビーズスポーツ財団が企画・運営する、マラソンに挑戦する人すべてを応援するプロジェクトです。
2023年12月現在、全国59大会のフルマラソン、39大会のハーフマラソン、3大会のウルトラマラソンが加盟しています。

MCC加盟大会は、「徹底したランナー目線に立ち、ランナーと社会に安心安全かつ魅力的で満足度の高いランニングイベントを提供するマラソン大会のネットワーク」として活動し、「MCC/HMCC/MCC100が目指す姿(以下参照)」を基盤とした、「大会運営基準(以下参照)」を設け、ランナーにとって、より安心で安全な大会を目指し続ける証として「MCCマーク」がエントリーページに標示されます。
また、MCC加盟大会独自の取り組みとして、特に優れた活躍、取り組みをした選手、大会の表彰を行う年間アワードの実施や、「自己ベスト達成」「サブ3達成」等の特別記録証の授与、大会ごとの1歳刻みランキングの提供などを行っています。

MCC/HMCC/MCC100が目指す姿

  • 正確な計時計測
  • 安全管理を徹底した大会運営
  • 明確な開催可否判断の基準と中止時の対応
  • 定期的なランナー意識調査を反映した大会運営の向上
  • 加盟大会間の情報共有ネットワークの確立

大会運営基準

下記基準の達成を目指す加盟大会に「MCCマーク」を標示します。

  1. ①スタート・フィニッシュ地点だけではなく、コース上の地点も計測していること
    (ネットタイム計測を推奨。F:5kmごと推奨/H・100:10km地点ほか少なくとも途中1か所以上を推奨)
  2. ②日本陸連公認コース、またはアールビーズ距離計測コースであること
  3. ③給水所を適切な個所に設置すること(フルマラソンの場合、5km以降2.5kmごと設置を推奨)
  4. ④AEDを会場およびコース上に適切な個数設置すること
  5. ⑤トイレを会場およびコース上に適切な個数設置すること
  6. ⑥距離表示看板を適切に設置すること(1kmごと推奨)
  7. ⑦年代別表彰を行っていること(5歳刻み推奨)
  8. ⑧日本陸連ガイダンスに沿ったコロナ対策を実施していること
  9. ⑨事前に大会中止時の対応を明記すること(参加料の返金割合、開催可否のタイミングなど)
  10. ⑩公式ホームページにおける情報発信が適切であること
  11. ⑪「全日本マラソンランキング(フル・ハーフ)」の対象大会であること(100kmを除く)

ランナーのメリット

  1. MCC年間アワード

    マラソン大会の発展、機運醸成を目的として、MCC/HMCC加盟大会において特に優れた活躍をした参加ランナー、および、大会主催者、運営に関わる団体、学校、個人等を表彰します。部門ごとに大賞、優秀賞を選考し、授賞者には賞金を授与いたします(総額200万円)。

  2. 特別記録証の発行

    本サイトおよびMCC公式アプリを通じて、特別記録証を発行できます。
    さまざまなランナーのレベルにあわせた特別記録証により、大会にチャレンジする意欲が高まります。

    (1)MCC

    ①サブ3(男子)達成
    ②サブ3.5(女子)達成
    ③初フルマラソン完走
    ④自己ベスト更新
    ⑤年間自己ベスト更新

    (2)HMCC

    ①サブ80(男子)達成
    ②サブ90(女子)達成
    ③初ハーフマラソン完走
    ④自己ベスト更新
    ⑤年間自己ベスト更新

    (3)MCC100

    ①サブ9(男子)達成
    ②サブ10(女子)達成
    ③初ウルトラマラソン完走
    ④自己ベスト更新
    ⑤年間自己ベスト更新

  3. 大会新記録への賞金授与

    大会新記録を更新して優勝したランナーに、タイムに応じた最高100万円の賞金を授与します。2019年度、48大会が参加したMCCでは「17大会で男女19」、29大会が参加したHMCCでは「15大会で男女19」の大会新記録が誕生しました。この制度により加盟大会のレースは年々活性化をみせています。

  4. 大会ごと1歳刻みランキング

    大会の年代別表彰というと「10歳刻み」か「5歳刻み」が主流ですが、MCC/HMCC加盟大会においては、2024年度より新たに「1歳刻み」でのランキングを表示します。 100位以内になることは縁遠いというランナーも、「〇歳の部1位!」なんて展開も。“ランクイン”という新たなモチベーションをランナーに提供します。 さらに、大会ごと1歳刻みランキング(男女別)1位の方すべてに300 RUNPO を贈呈(付与)し、次回大会参加に繋げます。

  5. MCCグランドスラム1000

    2022年4月以降のMCC/HMCC/MCC100加盟大会での合計走行距離が1000㎞に達したランナーに与えられる称号が『MCCグランドスラム1000』です。 RUNNETでエントリーしていれば、大会結果に掲載されたデータを元に、距離は自動的に計算されていきます(RUNNETのMyページで閲覧可)。達成者には、参加大会情報が記された、ガラススタンド入り達成証が贈呈されます。

  6. デジタルサービスの提供

    応援ナビ、ランナーズアップデート、RUNPASSPORTなど、様々なデジタルサービスが提供されます。エントリーから記録証発行までITで一元化されたサービスによって、記録の管理やSNSを使った情報拡散などの連携が行いやすくなります。

主催者のメリット

  1. 集客効果が期待できます

    ランナーが加盟大会を選ぶことで、他の大会との差別化が進みます。結果として集客効果が高まり、大会の開催価値が向上します。

  2. 優先的な広報を展開します

    RUNNETでのエントリー時、大会終了後のパブリシティなど、加盟大会には優先的に広報を展開します。このことによりランナーの大会認知度が高まります。

  3. デジタルサービスの提供

    救護ナビ、大会運営システムなど、大会主催者向けのデジタルサービスを優先的に提供します。ITを活用した運営技術によって大会運営の省力化がはかれます。

要項

  • 事業期間
    毎年4月~3月までを事業期間とし、該当年に開催されるフルマラソン、ハーフマラソン、ウルトラマラソン(100km)の大会を対象として実施する。
  • 対象大会
    RUNNETを導入している日本陸連公認コース、もしくは(株)アールビーズが距離を計測したコースで行われる大会を対象とする。
  • アワード規定
    別途アワード規定に順ずる。
  • 提供されるサービス
    〈主催者向け〉

    救護ナビ
    トップラスト位置情報
    RUNNETトピックス(大会エントリー告知)

    〈参加者向け〉

    応援ナビ
    ランナーズアップデート
    RUNPASSPORT WEB
    .finisher
    TATTA 大会公式コミュニティ
    e-moshicom 練習会マッチング

  • カンファレンスの開催
    市民マラソンの普及発展を目的とし、参加大会主催者の参加によるカンファレンスを事業期間内に実施する。

主催者様専用ページ

MCC活動のご案内・各種サービスのご案内資料をご希望の方はMCC事務局(mcc@r-bies.or.jp)までお問い合わせください。
※メールにて、主催者様専用ページのパスワードをご案内いたします。

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